ヨウ素131の沈着量を、2011年4月2~3日のフライト測定データを再計算して解析した図が、JAEAのサイトに掲載されています。
http://www.jaea.go.jp/02/press2013/p13062701/02.html
Cs-134の沈着図も同時掲載されており、
沈着の様子が、重なる部分と、相違する部分があり、貴重な参考資料となりそうです。
以下、上記サイトページから引用転載させて頂きます。
フライトデータは、DOE(米国エネルギー省 Department Of Energy)のもののようです。
こどみらスタッフ雑記
東京都国分寺の「こどもみらい測定所」スタッフの雑記ブログです。
2013年6月27日木曜日
2013年5月26日日曜日
水産庁による放射性物質調査結果(2013.5.24までのデータ)
水産庁まとめの、魚介類の放射性セシウム測定結果表を、数値順および50音順で並べてみました。
(元データ:水産庁 「水産物の放射性物質調査の結果について」http://www.jfa.maff.go.jp/j/housyanou/kekka.html )
検出される魚種は同じ傾向が続いているように伺えます。
底生魚。
淡水魚。
放射能濃度の高い海域。
その地域を回遊する魚。
など。
新年度2013年度のデータようで、4~5月のものが1100検体ほどです。
2011年のマグロ他のセシウム線量マップ
社団法人大日本水産会が公開しておられる、
主に2011年のマグロ、ビンナガ、メバチの測定データを緯度経度から地図上に落とさせて頂きました。
初期の大型回遊魚のセシウム値の傾向として興味深く感じました。
2013年5月25日土曜日
環境省から
「公共用水域における放射性物質モニタリングの追加測定結果について(4月-9月採取分)(お知らせ)」という資料が出ています。
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=21474&hou_id=16286
Sr-90の値が、セシウムに合わせて表記されていて、参考になります。
以下、その概要を転載いたします。
1. 測定内容
(1) 測定地点
各県の調査地点のうち底質から放射性セシウムが比較的高濃度に検出された地点等
- 宮城県 5地点(河川4、湖沼・水源地1)
- 福島県 43地点(河川14、湖沼・水源地20、沿岸9)
- 茨城県 5地点(河川2、湖沼・水源地3)
- 栃木県、群馬県 各2地点(河川1、湖沼・水源地1)
- 千葉県 4地点(河川2、湖沼・水源地2)
合計62地点
- 東京都 1地点(沿岸)
(2) 測定項目
底質に含まれる放射性ストロンチウム(Sr-90)
2. 結果概要
東京電力株式会社福島第一原子力発電所近傍を除き、事故以前に全国で観測されていた放射性ストロンチウム(Sr-90)の測定値(土壌試料)の範囲内であった。
今回の追加測定で底質から検出されたSr-90の濃度:1.2 ~ 37 Bq/kg(乾泥)
※ 事故以前に全国で観測されていたSr-90の測定値(土壌試料):0.20 ~ 14 Bq/kg(乾) (出典:平成21年度環境放射能水準調査結果総括資料 (平成23年8月財団法人日本分析センター))
2013年5月22日水曜日
食事中のストロンチウムのベクレル値 測定例
以下、福島民友新聞の記事で、ストロンチウムに関する興味深いものがあったので、引用させて頂きます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130510-00010014-minyu-l07
ということでした。
よく、「過去の核実験やチェルノブイリ事故の影響と比べると』という話がありますが、 実際どうだったのか、というデータは「日本の環境放射能と放射線」というサイトに参考資料があります。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/01/0101flash/01011811.html
概ね、最大0.071Bq/日であると、過去の核実験やチェルノブイリ事故の影響とあまり見分けが付きにくい範囲、という感じに見えます。
核実験の影響については、アーネスト・スターングラス博士の研究などがある。
これについては、更に検証していきたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130510-00010014-minyu-l07
「3人分の食事からストロンチウム 県『十分低い数値』」
県は9日、県内7方部の一般家庭で作られた78人分の日常の食事に含まれる放射性物質検査結果を発表、3人分の食事から1キロ当たり0.016~0.034ベクレルのストロンチウムが検出された。プルトニウムは全てから検出されなかった。 1日当たりの食事量と検出値から算出したストロンチウムの摂取量は最大0.071ベクレルで、仮にこの食事を1年間食べ続けた場合の年間内部被ばく線量は最大0.00073ミリシーベルト(0.73マイクロシーベルト)と試算された。 県は「日本人がもともと食品に含まれる放射性物質から受ける内部被ばく線量と比べても十分低い数値」としている。 日常食の調査は年齢ごとに1歳未満、1~12歳、13歳以上の3区分を設けて実施した。ストロンチウムは県北方部の1~12歳、13歳以上の食事各1人分、県中方部の1~12歳の食事1人分からそれぞれ検出された。
ということでした。
よく、「過去の核実験やチェルノブイリ事故の影響と比べると』という話がありますが、 実際どうだったのか、というデータは「日本の環境放射能と放射線」というサイトに参考資料があります。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/01/0101flash/01011811.html
概ね、最大0.071Bq/日であると、過去の核実験やチェルノブイリ事故の影響とあまり見分けが付きにくい範囲、という感じに見えます。
核実験の影響については、アーネスト・スターングラス博士の研究などがある。
これについては、更に検証していきたい。
2013年5月11日土曜日
2012年の水産庁魚介類データの数値順表(50音順)
水産庁が出している2012年の放射性セシウムの測定データを、
50音順かつ、数値順で並べた表にしてみました。
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AgWHW29ToeyEdElWOFk4aTlSNk83WmtnZVdDWXpGdVE
「検出限界未満」の表記を、
数値順に並べるために、「0」表記にしていることにご注意下さい。
本来「検出限界未満」は「0」ではないのですが、
数値でソートをかけた場合、「検出限界未満」の表記が数値よりもZ->A順で並べるとどうしても上に出てしまうので、仕方なくそうしております。
本来的には「0Bq/kg」ということは言えませんので、正しくない表記ですが、ご了承下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
更に、google fusion tableというシステムを使って、
色々なグラフなども閲覧できる形にしてみました。
https://www.google.com/fusiontables/DataSource?docid=1EkEIbjIvFx0mjLramS1da3e9XDif5H3h5l3CV3I
こちらの方が閲覧が軽いので、見やすいかもしれません。
50音順かつ、数値順で並べた表にしてみました。
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AgWHW29ToeyEdElWOFk4aTlSNk83WmtnZVdDWXpGdVE
「検出限界未満」の表記を、
数値順に並べるために、「0」表記にしていることにご注意下さい。
本来「検出限界未満」は「0」ではないのですが、
数値でソートをかけた場合、「検出限界未満」の表記が数値よりもZ->A順で並べるとどうしても上に出てしまうので、仕方なくそうしております。
本来的には「0Bq/kg」ということは言えませんので、正しくない表記ですが、ご了承下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
更に、google fusion tableというシステムを使って、
色々なグラフなども閲覧できる形にしてみました。
https://www.google.com/fusiontables/DataSource?docid=1EkEIbjIvFx0mjLramS1da3e9XDif5H3h5l3CV3I
こちらの方が閲覧が軽いので、見やすいかもしれません。
2013年4月26日金曜日
ストロンチウムで気になった記事(米国エネルギー省データ)。
ストロンチウムに関する気になる記事がありました。
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-category-11.html
ストロンチウム比が、思ったより高い、というものでした。
そして、元データはこちら。
http://energy.gov/downloads/us-doennsa-response-2011-fukushima-incident-data-and-documentation
(μCi(マイクロキュリー)は、1キュリー(370億ベクレル)の100万分の1ですから、37000ベクレル)
「実際、自分でも確かめてみなくては」と思い、エクセルで単位変換計算してみました。
googleのfusion tablesというものに緯度経度情報と測定値をCSVで、とりあえずSr-89のマップ化したものはこちらです。(Bq/kgに換算。以下の画像は、地図化されたデータ例。)
https://www.google.com/fusiontables/DataSource?docid=1Ijjiat_5BPOYPqMPdTDGgddq0g38TBM7fwRhCzg#map:id=3
で、Sr-90の値をマップ化したものがこちらです。
https://www.google.com/fusiontables/data?docid=1Kerki1m0JLsien3s8PBNs4-cr4-pZ_CBOsQTJio#map:id=3
Sr-89も、意外に遠くまで飛んでいて、発見されていますね。
Sr-89は半減期が短いので、過去の核実験やチェルノブイリ由来ではないとほぼ言えるので、大事なデータです。
文科省が出したマップ以外で、Sr-89の測定データを大量に見ることがなかったので、
大変参考になるデータでした。
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-category-11.html
ストロンチウム比が、思ったより高い、というものでした。
そして、元データはこちら。
http://energy.gov/downloads/us-doennsa-response-2011-fukushima-incident-data-and-documentation
(μCi(マイクロキュリー)は、1キュリー(370億ベクレル)の100万分の1ですから、37000ベクレル)
「実際、自分でも確かめてみなくては」と思い、エクセルで単位変換計算してみました。
googleのfusion tablesというものに緯度経度情報と測定値をCSVで、とりあえずSr-89のマップ化したものはこちらです。(Bq/kgに換算。以下の画像は、地図化されたデータ例。)
https://www.google.com/fusiontables/DataSource?docid=1Ijjiat_5BPOYPqMPdTDGgddq0g38TBM7fwRhCzg#map:id=3
で、Sr-90の値をマップ化したものがこちらです。
https://www.google.com/fusiontables/data?docid=1Kerki1m0JLsien3s8PBNs4-cr4-pZ_CBOsQTJio#map:id=3
Sr-89も、意外に遠くまで飛んでいて、発見されていますね。
Sr-89は半減期が短いので、過去の核実験やチェルノブイリ由来ではないとほぼ言えるので、大事なデータです。
文科省が出したマップ以外で、Sr-89の測定データを大量に見ることがなかったので、
大変参考になるデータでした。
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