「増補 放射線被曝の歴史―アメリカ原爆開発から福島原発事故まで」という本を以前、人から強く勧められて購入しました。
こどもみらい測定所の机に積んでありましたが、今日、本腰を入れて読み始めました。
低線量被曝・内部被曝(過小)評価の歴史について、詳しく書かれています。
広島長崎のこと、原水爆実験のこと、被曝評価の歴史的経緯、「リスクとベネフィット論」の台頭。。
仕事の終わった後の小一時間ばかり、赤線を引きながら、夢中で読んでいました。
また、昨日は「原爆調査の歴史を問い直す」という資料を読んでいました。
NPO法人市民科学研究室・低線量被曝研究会によって刊行されたものです。
http://blogs.shiminkagaku.org/shiminkagaku/2011/03/post-47.html
これも労作で、丹念に事実を追って作られていました。
この冊子を読み、
「もっと低線量被曝評価の歴史について知らなくてはいけない」と思い、
前記「放射線被曝の歴史」の本も久方ぶりに紐解いてみた次第です。
歴史と、事実を丹念に学ぶことの大切さを、このところ痛感します。
学ぶことが、始まりとなる。いつの時も。
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